PROFILE

プロフィール

鳥山 貴弘

鳥山 貴弘(Takahiro Toriyama)

1980年、東京都千代田区生まれ。妻・長女・長男の4人家族。

タオルの新しい可能性を探るモラルテックス株式会社・代表取締役、創業70年の老舗タオル問屋の日東タオル株式会社・代表取締役社長。

2002年、東北大学教育学部卒業後、医薬品卸商社・バイタルネット(東証1部)入社後、関係会社の医療経営研究所(宮城県仙台市)で、経営コンサルタントとして、病医院・薬局の開業・経営支援業務などに約10年間従事。2011年の東日本大震災を機に東京へ戻り、バイタルネット東京中央支店にて勤務。2012年より都立高校英語科教諭として2年間勤務。

2014年4月、祖父が創業し、当時、父が社長を務めるタオル問屋「日東タオル」に戻り、専務取締役に就任。

2016年9月、関連会社モラルテックス株式会社を弟と創業・代表取締役に就任し、新しいタオルの可能性を探っている。翌年、千代田区東神田にカフェを併設したタオルセレクトショップ「モラルテックス・ラボ」をオープン。

日本橋の地域活動にも積極的に参画。2019年秋に開催された文化庁主催の「日本博in日本橋」では、実施責任者のひとりとして企画・運営に従事。地元小学校のPTA活動・町会・業界団体の活動などにも積極的に関わり、地域の人と人をつなぐ役割を拝命すること多々。

2022年11年30日、日東タオル株式会社・代表取締役社長に就任。

趣味はサイクリングで、愛車ロードバイク「TREK・Emonda」とともに、佐渡ロングライド210などのイベントにも参加。

主な活動・取り組み

モラルテックス株式会社
https://www.moraltex.tokyo/

東京日本橋に祖父が創業したタオル問屋・日東タオル。モラルテックスは、その孫世代がタオルの新しい可能性を探るために創業しました。2017年の創業当時から、様々なプロジェクトをスタートすると同時に、問屋にはなかった開かれた場としてカフェ併設のタオルショップをオープンさせました、地域のイベントスペースとしても活用されるなど、問屋だけではかかわりのなかった人々とのコラボレーションなどが生まれています。

クラウドファウンディング
東京の粋を感じる、老舗江戸切子工房とのコラボ・バスタオル

オリジナル紋様「米つなぎ」をモチーフにした吸水抜群バスタオルにて、クラウドファンディングを実施。プロジェクト公開3日で、当初の目標50万円を達成しました。大変ありがたいことに「鳥山に直接会って話を聞いてみたい」「タオルのことはもちろん、経営改善・事業承継・人材育成・地域活性なども聞いてみたい」「一緒にコラボできませんか」というような、嬉しい声を多数いただきました。

Collaboration:NOHGA HOTEL(野村不動産グループ)
タオルを通して人と出会い、街とつながる

『地域との深いつながりを』というコンセプトにとても共鳴し、コラボレーションをお受けしました。様々なタオルがある中、コンセプトに力を入れ高いクオリティを目指すホテルにご協力させていただけたのはありがたいです。(中略)大事にしたかったのは、お客様が心地よい時間を過ごせるタオルであること。毛足が長く、吸水性や肌触りのクオリティにもこだわりました。(インタビュー記事より)

日東タオル株式会社
https://www.towel.co.jp/

1947年、東京日本橋に創業したタオル総合商社です。創業よりタオル一筋ですので、タオルのプロデュースに関する豊かな経験をもとに、様々なご相談に対応しています。
タオルのプロフェッショナルであるタオルソムリエが10名以上おり、定番タオルから贈答用・業務用・販促用タオルなど、様々な用途に合わせ、高品質で幅広いラインナップを安定した在庫でご提供しています。

また、日東タオルは創業以来、日本橋に本社を置いて営業してきました。そのご縁から、町内会や問屋団体(横山町奉仕会、日本橋ルネサンス委員会など)、地域の企業や住民の橋渡し役を担ってきました。
街の歴史と共に地域に関わる中で、いま、街が変化の時期を迎えています。日本橋は、昔から繊維産業が盛んなエリアでしたが、大手企業による再開発が進み、問屋を辞めて、ホテルができたりコワーキングスペースができたりと、この5年10年で街が急激に変化しています。街のこれからの姿をどう描いていくか。これまでの経験や担ってきた役割、日東タオルの三代目として、「まちづくり」に取り組んでいます。

Interview:Bridgine(日本橋で街に新たなつながりを育むメディア)
目指すは「長屋」の管理人?
日東タオルの三代目が描く事業継承と街づくりのビジョン

問屋街として200年以上の歴史があるけれど、まだ誰もこの街のはっきりとした未来像は描けてはいないと思うんですよね。そんな中で僕らができることのひとつは、アイディアのある若い世代が興味を持ち続けてくれる街にするということ。「何かが起こる場所」という期待感とでも言いますか。可能性のタネを植え続け、そして絶やさないことが大切なのかなと今は感じています。(インタビュー記事より)