家業を継ぐ
日東タオルに戻る
社長や叔父と相談し、34歳とほどほどの年齢でもあったので、専務取締役という肩書きで実家に戻ることになりました。ちょうど長年勤務していた営業担当者が退職し、20代の若手が営業を引き継ぐことになっていました。
そこで、若手とともに営業部の再構築に着手しました。若手社員は外部営業は経験がなく、また私はタオルの製作の経験がなかったので、お互いの欠点を補完しあいながら取り組みました。
営業方法は私が考え、タオルの注文対応は若手社員に任せるという役割分担でした。戻ってすぐに、自分の経験を生かす分野に配属し、若手社員とともにタオルを学ぶ機会を得られたのはとても良い時間となりました。
叔父から引き継いだもの
当時は、すでに創業者の祖父や祖母は他界しており、父と2人の弟(私の叔父)がタオル屋を経営しておりました。ところが、別会社でタオル屋をやっていた父の弟が、私が入社して半年ほどの夏に急逝してしまいました。
どちらかというと私の父は守備的な経営、叔父は攻撃的な経営スタイルでした。叔父が急逝してしまったので、営業部の再構築の次に、叔父の会社を統合する仕事を進めました。ここでも、経営コンサルタントとしての経験が活きました。また、叔父が地元で作り上げていた人の繋がりも引き継がせていただきました。
問屋街に活気がなくなるなか、アーティストや学生の力を活用してまちづくりをしていこうとしていた叔父の周りには、支援者が多くいました。今「まちづくり」の仕事を少しずつお手伝いさせて頂いておりますが、叔父のご縁から繋がっている方も多くいらっしゃいます。
